【スキル 1】「有意」や「正」などから、結果が有意かどうかを読みとる

次の表現から、結果が有意かどうかを読みとります。「有意」([統計結果が有意の意味])の後に「ない」や「なかった」、「なく」があれば、結果は有意ではありません。「有意」([統計結果が有意の意味])の後に「ない」などがなければ、結果は有意です。

■ リアリティ・ショックは若年就業者の就業態度に有意な影響があることが分かった。
■ ワーク・ライフ・バランス満足度は職場でのストレスに有意な影響をもたらしていない

次のように、「有意」の前か後に「正」か「プラス」があれば、「正」の有意な研究結果が得られたことを表しています。「負」か「マイナス」があれば、「負」の有意な研究結果が得られたことを表しています。

■ 職場環境はワーク・ライフ・バランス満足度にの有意な影響を与えている。
■ 長時間労働は職場コミットメントに有意なの効果がある。

また、次のように、2つの「有意」の間に「が、」([逆接の意])があれば、「が、」の前と後で異なる結果が得られたことを表しています。

■担当職務の自由度は、個人生活の充実に対する寛容度に有意な効果があったが、家庭生活の充実に対する寛容度に対して有意とはならなかった

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